プロフィール画面にも書いてますけども
私は富士山がそりゃあもう、大好きでして
写真なんかを見るだけで
心がなんだか洗われるんですよね。
元気もらいます。
というわけで先日
毎年恒例にしている富士登山に行ってきました。

3年目の杖と共に出発は新宿からバス(片道¥2700)

19:00頃富士山五合目に到着(直通急行バスで2時間ちょっと)
ペルセウス流星群ピークの時期と重なり
快晴にも恵まれ
満天の星空
流星の中を闊歩しだすも
七合目あたりからビックリするほど
混み始め

芋洗い状態ですやん・・・
時に寒くなった身体を
500円のカップヌードルで温めながら

心なしか、ややぬるい・・・
登頂を目指す。
だがしかしここで思わぬハプニング。
毎年登っているのですが
なにやら途中から妙な頭痛と寒気と吐き気が・・・
休み休み登るも
完全にダウンサインが現れ
その場に倒れこむようにダウン。
山小屋に戻ることも出来ず
宙ぶらりんな場所で足を止めて待機。
そこで朝を待つことに。
寒さに震える中(標高3400メートル付近は真冬並みの寒さ)
今か今かと待ち望む朝日。
そして姿を現してくれた
御来光
![IMG_20120813_051206[1]](https://blog-imgs-51-origin.fc2.com/k/a/n/kandadan/20120819123131bdf.jpg)
(おぉ・・・、どれだけ待ち侘びたことだったか・・・)
そこからは気力も回復し
なんとか場を離れる事に成功。
山小屋まで辿り着き下山を決断。
登頂三度目にして始めて頂上まで
辿り着けなかったものの、悔いなし。

今から下ります!
下山時には見たこともない
大きな龍のような雲がお見送り?(お出迎え?)
![IMG_20120813_062211[1]](https://blog-imgs-51-origin.fc2.com/k/a/n/kandadan/20120819123739188.jpg)
雲の遊ぶ姿がもうもうと見られ


麓に着いたら「山」ってまで。笑
![IMG_20120813_093823[1]](https://blog-imgs-51-origin.fc2.com/k/a/n/kandadan/201208191241271d3.jpg)
こういう景色を見る為に
毎年登っているのかもしれません。
なんだかんだありましたが
きっと来年も登るでしょう。
しかし毎年至る所が
整備されたりしていて
(五合目の公衆トイレが今年は
自動ドアになっていてビビりました!笑)
それ、どうなの?と思うところもただあります。
ある登山家さんは
「僕は富士山ほどお金が絡んでいる山を知らない」(こういうニュアンスだった)
と表現していたこともありました。
確かに山小屋の充実っぷりや
セールスはすごいものがあるかもしれません。
それも人工的にだけど自然といえば
自然な姿になるのかもしれませんが(くるしい w)
古来より霊山として歴史ある
日本の冠のような山ですので
神聖な気持ちと共に
事故の起きない様
無事に富士に登れる様
整備されてあることに感謝できれば
イッツオーライなのではないかなと。
では神田がなった高山病に
ならないための反省文的まとめです。
1.バスで5合目まで行く際は、5合目で
最低1時間半は身体を慣らそう
※ネットで調べたところ、高山病になりやすいのは
初心者コースの吉田口ルートが多いらしく
今回はその吉田ルートでした。
今回は私は気がせってしまい
1時間ほどで出発してしまいました。
2.酸素缶は吸うなら5合目で1本まるまる吸って
体内の酸素濃度を高めてから行こう
※ これは吸ってから1時間ほどしないと
酸素が体内の血液に組み込まれないかららしい。
(上記は富士の麓のタクシー運転手さんから聞いたお話)
僕の場合、いざ高山病になってから吸っても、吸い方が悪かったのか
正直あまり効果があるようには感じ得ませんでした。
3.マクロビもいいかもだけど、登山時にげ、玄米はやめよう。
(食べるのはすこぶる消化に良いものを!
つくっていってしまったのは玄米おにぎり(梅入り))
4.初登山が富士山、はなるだけならやめておこう
※ 「登っちゃうかー!」という勢いも大事だけど、慣れも大事。
もし登る際には入念に入念な準備と、アクシデントを引き受ける覚悟を。
5.決して無理をせず、諦める勇気も持とう。
※ 今回使ったレンタル屋さんは使い勝手もよく
初めてor荷物少な目で帰りたいor一式改めて
揃えるのが面倒な方にはとってもオススメです。
(防寒着だけは足りないから自前で増やした方がいいと思いますっ!)
アウトドアレンタルショップ そらのしたhttp://www.soranoshita.net/
ちなみに新宿から富士山まで(富士5合目まで)
行って戻って来るのにかかる費用は¥5400。
装備品等々揃えており
山小屋でモノも必要とせず
トイレチップ(トイレは有料制)を5回払ったとしても(1回¥200)
¥7000弱で富士登山は
やろうと思えば出来ます。
ただ、どうせ何か欲しい
お土産だ、帰りはお風呂だ
フジヤマに乗るんだ(これは結構やんちゃな人よね w)
等々あると思うので
あなたの好きなタイプで
富士山をたのしんでもらえたらと思います。
(予算は15000~20000円見てれば十分!)
どうかコレを読んだ人は
高山病にだけはならないように気をつけてくださいね。
では、まったね。
ちゃおっ!
土井製菓